子供を幸せにする遺言書

日本一相続を扱う鳥取県米子市の行政書士法人の倉敷先生の著書です。遺言書のない相続は遺産分割協議が必要になりますのでそれぞれが法定相続分を権利として主張できます。そこで親族同士が不仲になることや争いに発展することにつながります。遺言書があれば遺言者の思いのままに財産を引き継ぐことができます。(遺留分には注意が必要です。)きちんとした遺言書を遺すことで『争族(そうぞく)』を防止することができますし、残されたご家族を幸せにすることができます。また、遺言者の想いを最後の言葉として死後、遺族に伝えることができる感動を生み出すツールともいえます。

『たいして財産がないから』、『うちは仲がいいから』、『平等に分けるから』・・・そんな家族ほどモメるのはなぜか?先生が体験された具体的事例、感動体験をもとに、適切な遺言書の書き方を読者にわかりやすく書かれた本です。新米行政書士の私にとっても大変、勉強させていただいた名著です。財産目録が自筆からパソコンによる作成も認められ、また遺言書保管制度が本年スタートし、今後ますます増えることが予想される自筆証書遺言はじめ、配偶者居住権など近年、法改正により新設された制度を理解し、利用することで子供たちを幸せにできる遺言書に多くの方々に関心を持っていただけたらと思いまして紹介させていただきました。読みやすい本なので、読むスピードが遅い私でも1日で読破できました。遺言、相続に興味を持つきっかけとなる一冊です。皆様におかれましてもぜひ、ご一読されてみてください。

投稿者プロフィール

三代昭博
三代昭博
1973年生まれ 松江市出身 松江東高校卒 趣味は朝ランニングと読書です。ランニングは12年間続けています。愛読書は『7つの習慣』です。

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